詩歌本の店「満天の星」へ
いらっしゃいませ!!
本屋さんに並ばない本を中心に
新刊から絶版本まで取り揃えます。
お気軽に訪問ください。
2023.2.25 「Picnic」8号販売開始しました
2022.11.6 川合大祐・千春の川柳エッセイ集「トイレの後は電気を消して」販売開始します。
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“手”をめぐる四百字 ~文字は人なり手は人生なり~
¥800
SOLD OUT
50人の作家が書いた「手」にまつわるエッセイ集。活字ではなく肉筆原稿コピーがそのまま載っており、作家各人の癖字を見ることができるのが面白い。 時実新子が自作 〈手が好きでやがてすべてが好きになる〉にふれて4百字を書いている。柔らかい字体で大変読みやすい。エッセイの名手というのが伺われる一編だ。永六輔、田辺聖子、立川談志など鬼籍に入った人の作品も数多く、作家の直筆が遺った資料としてもとても貴重なものになるだろう。 ※ 中古本のため経年劣化によるスレ、キズ、ヨレはあります。そのあたりをご理解の上ご注文ください。
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窓 : 平井美智子川柳集
¥2,000
平井美智子第一川柳句集(編集工房円発行) 装丁、序文「凌霄花のように」を時実新子が書く。 師・時実新子に憧れ、ただただ愚直に詠み続けた七年でした。新子先生との出会いは、とてつもなく大きな「神様のご褒美」だと信じております。 新子先生がつけてくださった句集タイトル「窓」は私の人生そのものかもしれません。他所の家の明かりが羨ましくて覗き見した幼い日の窓。飛びたくて飛びたくて空を見続けた若き日の窓。人を愛しきれない歪みそのままに、半開きにして外を窺った窓。そして、今後の生き方のキーワード「窓」。これからは開け放った窓から入ってくる風を全身で確かめながら悔いなく生きていきたいと願っています。 (作者あとがきより) 逢いに来るなどと哀しい嘘をつく 象に乗る私の幕を引きながら ※ 中古本のため経年劣化によるスレ、キズ、ヨレはあります。そのあたりをご理解の上ご注文ください。
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川柳集『石の器』 田口恭雄/2005年 編集工房 円
¥800
田口恭雄は秋田の和尚さん。1996年、石垣健、曽我六郎によって現代川柳を知り、時実新子の川柳大学に入門。 ここに句集「石の器」をごらんいただくこととなった。曽我六郎(川柳大学前編集長)の強い励ましがあってこその一冊だ。過去に作った句と資料のすべてを六郎氏に送り、選と編、本作りのすべてを託した。 (観音力 あとがきにかえて) 許せ仁王へそにいたずらしてみたい 本堂の隅で切手を貼りました 仏像の奥はなんにもない洞穴 うかつにも荼毘の煙にむせかえる 鰐のおなかにもぐってインド洋渡る ※ 中古本のため経年劣化によるスレ、キズ、ヨレはあります。そのあたりをご理解の上ご注文ください。
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新しいサイフ 吉田利秋川柳集 (2003年)
¥300
私家版 2003年9月1日発行 吉田利秋は「川柳大学」会員。著書に「句集 ピンチはチャンス」「姉弟句集 湊の見える街」がある。 句集から 口数が少ない人と長電話 飛んだのが落ちた原因だと気づく 下取りの査定を受けている愛車 新しいサイフを買っているサイフ
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川柳句集『アレグロの朝』 干野秀哉 2016年 私家版
¥300
川柳句集『アレグロの朝』 干野秀哉 2016年 私家版 干野秀哉は北海道の川柳作家 1996年 札幌川柳社に入会、斎藤大雄の指導を受ける。 2000年 点鐘の会の入会、墨作二郎の指導を受ける。 2007年 札幌川柳社功労賞受賞 著書に 「母百句」(2008年 私家版)がある。 句集から 知らない道を歩けなくなった靴 人間を知るほど猫にのめりこむ 口笛を吹けば挽歌になっている
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島村美津子川柳集「花ばさみ」 2000年 編集工房円
¥1,500
島村美津子川柳集「花ばさみ」 2000年 編集工房円 島村美津子の第2川柳句集、序文「少女のように」を時実新子が書いている。 黒川孤遊は著書『流花 女性川柳家伝』にて島村美津子を「鶴彬の闘いと新子のこころを引き継いで」と評しているが、本句集でも 皮膚垂れた八月の手を知っている 身を投げた女が海にとどかない といった作品で伺うことができる。 また 明るい方へゆきたがる影ついてゆく 恥かいたことは忘れてすぐ眠る ぽーと汽笛ぽーと私 神戸かな を読むと懐の深い女性であったことを想像させる。 魅かれたのは 黙々とあなたはぬくい馬でした 縞馬の縞しっかり死んでいく もう山も歩けなくなり山美しい 最終頁あたりにおさめられた句。
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